肌がピリピリしたり、赤みが引かない…そんな経験はありませんか?
実は化粧品が合わないことで起こる肌トラブルは、思っている以上に多いんです。
この記事では、化粧品が合わないときの症状を詳しく解説。
原因や対処法、そして自分にぴったりの化粧品の見つけ方までご紹介します。肌トラブルに悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
※この記事は理学博士が監修しています。
化粧品が合わないとどうなる?肌トラブルの原因とサイン
化粧品が肌に合わないと、様々なトラブルを引き起こす可能性があります。
肌トラブルは単に見た目の問題だけでなく、ストレスの原因になったり、生活の質の低下にもつながってしまいますよね。
早めの対策をすることがとても重要になるので、まず初めに化粧品が合わないときの症状をご紹介します。
当てはまることがないかどうか、チェックしてみてください。
化粧品が合わないときの一般的な症状
化粧品が合わないときに現れる症状は、人によって異なりますが代表的なものとして以下の症状があります。
✔赤みやかゆみ
✔乾燥
✔湿疹
✔ニキビ・吹き出物
✔腫れ
✔熱感
赤み・かゆみ・皮むけ
化粧品中の成分が肌に刺激を与え、赤みや痒みが生じることがあります。
一般的にビタミンC誘導体やレチノールなどの刺激の強い成分で赤みやかゆみ・皮むけなどの症状がでやすい傾向にあります。
皮膚の乾燥・湿疹
肌に合わない化粧品を使用し続けることで肌のバリア機能が低下し、外部刺激に対して敏感になることがあります。
また、肌に合わない成分が配合されていることで乾燥や湿疹が現れることがあります。
ニキビ・吹き出物
毛穴が詰まりやすい成分やテクスチャーのものを使用していると、炎症を起こしてニキビや吹き出物ができやすくなります。
腫れ
アレルギー反応などが原因で、皮膚がはれ上がることがあります。
また、お肌に合わない化粧品を使用することで痒みが出た場合、掻いてしまったり、必要以上に顔を触るなどしてしまい、その刺激が腫れに繋がることも。
皮膚の熱感
化粧品を使用していて
・顔が熱い
・チクチクする
・ピリピリする
と感じることはありませんか?
それは化粧品が肌に刺激を与えていることが原因です。
化粧品が合わないことによる肌への4つの影響
化粧品が合わないことはお肌へどのような影響があるのでしょうか?
肌のバリア機能低下
肌のバリア機能は、外部刺激から肌を守る大切な役割を担っています。化粧品が合わないことで、このバリア機能が低下し、肌が敏感になりやすくなります。
・空気の乾燥による刺激
・花粉やハウスダストなどによる刺激
・気温による刺激
・スキンケアによる刺激
・メイクによる刺激
・メイク道具による刺激
肌に合わない化粧品を使い続けることで、メイクブラシなども刺激になり、かゆみや赤みができることもあります。
肌の敏感化
私たちの肌は日々、色々な刺激にさらされています。
正常時なら、なんでもない刺激でもバリア機能が低下している状態では少しのことでも刺激になり、トラブルの原因になってしまうんです。
色素沈着
炎症が長引くと、メラニン色素が過剰に生成され、シミやそばかすなどの色素沈着が起こることがあります。
ニキビ跡が残ってしまうのも、炎症による色素沈着です。
肌の老化促進
肌のターンオーバーが乱れ、肌のハリや弾力が失われて肌の老化を促進する可能性があります。
正常な肌のターンオーバーは20代で30日、40代で40日ほど。
しかし、化粧品が合わないことでこのサイクルが乱れると、古い角質が蓄積し、肌がゴワゴワしたり、くすみやすくなります。
ターンオーバーの乱れはシミやそばかすといった色素沈着にもつながり、結果的に肌の老化を加速させてしまうのです。
化粧品が合わない!4つの原因
化粧品が合わないというトラブルは、様々な要因が複雑に絡み合って起こります。
・成分に対するアレルギー
・使用方法の間違い
・使用期限切れ
・品質が維持できていない
1. 成分に対するアレルギー反応
化粧品に含まれる成分の中には、人によってはアレルギー反応を引き起こすものがあります。
香料、防腐剤、界面活性剤などが代表的な例です。
これらの成分が肌に触れることで、かゆみ、赤み、腫れなどの症状が現れることがあります。
2. 使用方法の間違い
洗顔の仕方
ゴシゴシと強く洗顔すると、肌のバリア機能を壊し、乾燥や敏感肌の原因になります。
化粧品の重ね塗り
必要以上に多くの化粧品を重ね付けすると、毛穴が詰まりやすくなり、ニキビの原因となります。
化粧品やクレンジング剤の残留
スキンケアやメイク、クレンジング剤が肌に残ると、毛穴を詰まらせたり、肌トラブルを引き起こすことがあります。
3.使用期限切れている
使用期限が切れている化粧品を使用すると肌荒れの原因になります。
商品そのものに原因がなくても使用期限を過ぎていることが原因で肌トラブルのもとになる場合も。
期限内に使い切るように心がけましょう。
また、消費期限は未開封の状態での期限です。開封したものはなるべく早めに使うようにしましょう。
4.保管状態が良くない
高温多湿の場所で保管されていたり、蓋を開けたまま保管されていたりすると衛生的な状態を保つことができなくなるため、雑菌も繁殖しやすくなります。
繁殖した雑菌や、保管状態によって変質した化粧品を使用したことが原因で肌トラブルになることもあります。
なるべく風通しのいい場所の暗所で保管し、開封時とテクスチャーや香りに変化が見られた場合は使用を中止しましょう。
化粧品が合わないときの4つ対処法
化粧品が合わないと感じたら、以下の対処法を試してみましょう。
・使用を中止する
・パッチテスト
・肌を清潔に保つ
・しっかり保湿する
化粧品の使用を中止する
まずは、疑わしい化粧品の使用を中止し、肌の状態を観察しましょう。中止して良くなる場合はその化粧品が原因の可能性が高いです。
成分などをチェックして、過去の肌荒れ時と比較して合わない成分を特定すると次回から気をつけることが出来ます。
しかし、原材料が全て公表されているとは限らないのが化粧品業界の闇部分です。表示義務のないものは表示していない成分(キャリーオーバー成分)もあるんです。
キャリーオーバー成分とは、化粧品に配合される成分そのものではなく、その成分を製造する過程で混入してしまう微量な成分のことです。
例えば、植物エキスを抽出する際に使用するアルコールや、原料を安定させるために添加される防腐剤などが挙げられます。
これらの成分は、最終製品に含まれる量が極めて少ないため、効果を発揮するほどではないと判断され、全成分表示の対象外となっています。
こういった成分が肌に合わない原因になっていることもあるので、「キャリーオーバーなし」を記載されている化粧品を選ぶことも対処法の1つです。
パッチテストの実施
新しい化粧品を使う際は、必ずパッチテストを行い、肌に合わない成分がないかを確認しましょう。
成分が多い化粧品だとアレルゲンを特定するのに時間も費用もかかります。なるべく原材料が少ないものを選ぶといいでしょう。
肌を清潔に保つ
肌を清潔に保つことも、とても大事です。
肌に優しい低刺激性の洗顔料を選び、優しく洗顔しましょう。
摩擦を避け、ゴシゴシこすらずに優しく洗顔し、タオルで拭く際は軽く押さえるようにしましょう。
保湿を徹底する
保存料や香料などの刺激となる成分が含まれていない、肌に優しい保湿剤を選びましょう。
化粧品選びで失敗しないために!自分に合う化粧品を見つけるコツ
・成分表示をよく確認する
・全成分表示されているものを選ぶ
・表示成分の少ないものから選ぶ
・無添加のものを選ぶ
成分の少ないものを選べば、合わない成分にあたってしまう可能性も低くなります。
合わないな、と感じるる原因の成分を特定することも大事ですが、その成分を特定するまでに労力を使うよりも、最初から成分が少ない化粧品を選べば「肌に合わない」と感じる可能性も少なくなります。
また全成分表示の化粧品であれば、万が一合わなかったとしても配合されている成分をデータとして残すことが出来るので合わない成分の特定にも役立ちます。
逆に肌荒れなどが起こらない場合、その化粧品に使用されている成分は大丈夫だという特定もできます。
防腐剤や香料などが合わない場合もあるので、無添加のものを選びたいですね。
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