「【毛髪診断士監修】育毛剤」
「【毛髪診断士監修】オールインワンシャンプー」
突然ですがお店やインターネットで化粧品を探しているとこのようなキャッチーコピーを目にすることがあると思います。中にはこれらのキャッチコピーを見ると「怪しい」「胡散臭い」と感じる人もいるのではないでしょうか?
今回はそんな不安を抱えている方に向けて毛髪診断士がどういった資格なのか解説します。
※本記事は公益社団法人日本毛髪科学協会のHPの内容を一部引用しています。
毛髪診断士とは?
そもそも「毛髪診断士」とはどのような人なのか、「毛髪診断士」の講習・認定などを行っている公益社団法人日本毛髪科学協会では以下のように記載されています。
毛髪診断士®(Hair Adviser, JHSA)は、毛髪診断に必要な知識と、マイクロスコープなどを使って頭皮の状態を的確に観察する技術を習得した者で、誰でも取得できます。毛髪に関する悩みを持つ方からの相談を受けて、適切なヘアケアの仕方などをアドバイスします。
毛髪診断士®は内閣府に認定された公益法人である当協会だけの認定資格です。
個人や企業が勝手に「毛髪診断士」と名乗って良いものではなく、公益社団法人日本毛髪科学協会の講習を受けて試験に合格しないと名乗ることはできません。また、毛髪診断士の有効期限は2年間なので一度合格しても再度更新するために試験に合格する必要があり、常に「毛髪診断士」として最新の情報を把握しておかないといけません。
前述の通り「毛髪診断士」は誰でも取得できる資格ですが、現在約2,400名の方が認定資格を取得しているため、有資格者・無資格者で言葉の重みは異なると言えるでしょう。
髪の毛のことだけを知っていても毛髪診断士は名乗れない!
「毛髪診断士」という言葉から髪の毛について詳しい人に感じるかもしれませんが、「毛髪診断士」は髪の毛はもちろん、頭皮などの皮膚について、薄毛の原因の1つとされているホルモンバランスについてなど幅広い知識が必要とされています。
簡単ですが「毛髪診断士」が講習でどのようなことを学ぶのか解説します。
毛髪について
「毛髪診断士」としてまずは髪の毛のことは知っておかないといけません。多くの人が驚くのが髪の毛は死んだ細胞なので一度ダメージを受けると元には戻らないということです。
そのため傷んだ髪をどうすれば元に戻せるかではなく、髪の毛自体の構造や健康な髪の毛を維持するための正しい知識を学びます。
皮膚(頭皮)を知る
髪の毛のボリュームがなくなったときに髪の毛に良さそうなシャンプーやトリートメントを探す方がいらっしゃいますが、「毛髪診断士」としてはあまり解決策とは考えていません。
実は、薄毛・抜け毛など髪の毛に関わる悩みは頭皮と密接な関わりがあるため、頭皮ケアを行うことで髪の毛の悩みを解決できることもございます。
頭皮ケアについてより詳しく解説している記事がありますので、気になる方はぜひ読んでください。
薄毛を知る
薄毛1つとっても、例えば男性はホルモンの増加や優位遺伝で受け継がれる可能性が高いですが、女性は加齢が主な原因で髪の毛のボリュームがなくなるなど、実は男性・女性というだけで薄毛の原因は異なります。
その他にも睡眠などの生活習慣も薄毛には関わっているため、薄毛に対する正しい知識を理解します。
毛髪診断士のできること
「毛髪診断士」を認定されると髪の毛・頭皮の相談を受けたり、育毛や薄毛を解決するための食生活や生活改善のアドバイスを行うことができるようになります。
中にはシャンプーや育毛剤の販売などを行う「毛髪診断士」もいますが、厳密には「毛髪診断士」の認定がなくても商品自体の開発や販売自体はできてしまいます。
ただし、資格のない人が販売している商品よりも「毛髪診断士」として正しい知識を持った人が開発した商品の方が、商品の訴求や説得力の重みが異なりますので「毛髪診断士」を認定されたほうがより自信を持って商品の販売活動を行うことができると言えます。
まとめ
「毛髪診断士」に限らず「美容家愛用」「美容カウンセラー監修」などあまり馴染みのない肩書を言われると、反射的に怪しいなど疑う気持ちを持ってしまう人もいると思います。
ですが、今回の記事を通して「毛髪診断士」のように協会に認定されている由緒正しい資格もありますので、みなさんを不安を少しでも解消できれば嬉しいです。
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