ソルビン酸カリウムとはどんなものなのでしょうか?
食品添加物ではよく耳にする「ソルビン酸K」(ソルビン酸カリウム)
化粧品ではどのような役割なのか、詳しく見ていきましょう。
ソルビン酸カリウムってどんなもの?
ソルビン酸カリウムは、カビや酵母などの菌の繁殖を抑える効果を持つ成分で、無色無臭の結晶です。
食品では
・ジャム
・菓子パン
・ハム
・チーズ
・ソーセージ
など、身近にある様々な食品に使われています。
水に溶けやすいため、食品だけではなく医薬品にも使われています。
化粧品では何のために配合されてるの?
化粧品では、主に3つの役割で添加されていることが多いです。
①防腐剤
②抗菌剤
③抗酸化剤
化粧品の変質を防ぐため、また消費期限を長くするために使用されています。
ソルビン酸カリウムの危険性は発がん性や皮膚トラブルや腸内環境への影響
ソルビン酸カリウムって安全なの?
食べ物に入ってるくらいだから安全じゃないの?
ソルビン酸カリウムは食品類ごとに使用基準値があり、さらに1日許容摂取量も決まっています。
これがどういうことか、おわかりでしょうか?
使用基準と1日の許容摂取量が決められているくらい体によくないもの
ということです。
そしてソルビン酸カリウムは染色体や遺伝子を傷つけたり、突然変異させることがわかっています。
ソルビン酸は亜硝酸と反応して発がん性や変異原性物質に変わります。
化粧品に含まれる量のソルビン酸カリウムが人体に悪影響を与えるかどうかは、まだ十分に明らかになっていません。
ですが、1回の摂取や使用では影響がなくても、それを長年使い続けたらどうなるのか・・・
想像に固くないですよね。
知っておきたいソルビン酸Kの注意点
発がん性リスク
ソルビン酸カリウムと亜硝酸塩が同時に摂取されると、発がん性物質に変化する可能性が懸念されています。特に、ハムやソーセージなどの加工肉には、亜硝酸塩が使われていることが多いので、注意が必要です。
皮膚トラブル
ソルビン酸カリウムは、敏感肌の方や、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患を持つ方にとっては刺激となる可能性があります。
腸内環境への影響
ソルビン酸カリウムは、腸内細菌叢に悪影響を影響を与える可能性があります。腸内細菌叢は、腸内環境を維持し、免疫機能や消化機能に重要な役割を果たす微生物群です。
腸内環境はお肌の健康にも関わってくるので気をつけたいですね。
ソルビン酸カリウムフリーの化粧品を選ぶために
ソルビン酸カリウムフリーの化粧品を選ぶには、自分でしっかり確認することが必要です。
化粧品のパッケージや成分表示を確認しましょう。
ソルビン酸の代替成分として、天然由来の防腐剤が使用されている化粧品もあります。
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TOCCOの社長でもあり、研究者でもある平山愛子が、とことんこだわりぬいて作りました。
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シャンプーはお風呂場という湿気のある場所に置きっぱなしにするものである以上、無添加だとどうしてもカビや雑菌の増殖の懸念があります。
そのためTOCCOでは赤ちゃんでも使える成分であるフェノキシエタノールを使用しています。
※ソルビン酸Kは不使用です。
だからTOCCOのトリートメントシャンプーは赤ちゃんからお年寄りまで、たくさんの方にご愛用いただいています。
使い続けるなら無添加のものを
ソルビン酸は、化粧品にとって有用な成分ですが、発がん性、皮膚トラブル、腸内環境への悪影響など、様々なリスクが懸念されています。
大切なのは、ソルビン酸の危険性を理解し、自分に合った方法で上手に付き合っていくこと。
無添加化粧品は、ソルビン酸をはじめとする化学物質が含まれていないため、肌への負担を軽減することができます。
この記事が安全な化粧品を選ぶための参考になれば嬉しいです。
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